札幌のカレー屋が若干炎上してた。
ポエミーな長文で回りくどくお気持ち表明をされてたけども、彼の文章を簡潔に言えばこうだ。
「うちのルールに文句言うな。笑顔で黙って従え」
その一言で済むのだけれど、彼はそれに感情論をトッピングし、貧乏な家のカルピスレベルに薄め、あの支離滅裂な文章をいくつか作り上げていた。
商品を読み上げさせるならば、店員と配達員が一緒に一つずつ商品を確認して袋に入れるレベルのことをしなければ、ミス防止としては意味が薄い。
これはまず大前提。
けれど、
「それがうちの店のルールだから従え」
と言うならば、端的にそれを言えばいいだけなんだよね。
それを見て
「あ、じゃあ僕は行くのやめときます」
「僕は気にならないんでピック行きます」
どっちの選択をするのも自由なんだから。
しかし彼の文章には、昔のソフトバンクの契約並みに余計なものが多すぎた。
特に鼻についたのは、「感謝感謝」とB級日本人レゲエアーティスト並みに安っぽい感謝を連発していた辺り。
これだけ「感謝感謝」を繰り返されると、逆にその言葉がどんどん軽く見えてくる。
彼女に「好き好き」と言いたがる男とか、頻繁に友情を確認したがる女とか信用できないじゃん?
そういうのと一緒。
また彼はプライドが高いのか、一生懸命否定的な引用やリプに対してレスを返していた。
けれどうまく言い返せなさそうなリプには、先述のポエミーな「感謝感謝」のレスをほぼそのまま貼り付けていたりもする。
少なくとも今回のやり取りを見る限り、批判に対して論理で返すのはあまり得意ではなさそうな印象を私は受けた。
その後彼は一連の騒動について意味がなかったと投稿していたが、十分意味はあったと思う。
ただし悪い意味の方で。
今回の彼の行動は、店舗の経営に一ミリもプラスにならないどころか、マイナスでしかない。
彼がどう考えているかは知らないし、もっと言えば興味もないけれど、少なくとも経営者のSNS運用として見れば今回の行動は完全に失敗だ。
いつもならば店舗と配達員の間でこういう騒動が起きると、冷笑系配達員アカウントが数名現れて、
「これだから配達員は社会不適合者が多い」
などと店舗側の擁護に回ったりする。
けれど今回は、私が知っている限り、普段ならそういう行動をしそうなアカウントですら、あまりにも店舗側がイタかったからか店舗を非難する方に回っていた。
私が確認した範囲では、今回明確に店舗側に立って配達員を非難していた配達員アカウントは自称「真面目な配達員」と、以前から逆張りしてインプ稼ぎしてる青バッジ配達員位の物で、そういう部分からも彼の今回のSNSでの立ち回りの下手さが感じられた。
そもそも今回の発端は、配達員側から彼に対して攻撃をしたのでは無く、彼が別にその店に言った訳でも無い配達員の投稿に絡む形で引用RTしたことから始まっている。
自分からわざわざ火種をまいて、その後の回収もうまくできていない辺り、彼はSNSにあまり向いていない。
恐らく今回の騒動は、しばらく配達員界隈に残るだろう。
「配達員なんて数多くいるから影響はない」
と思っているのかもしれない。
けれど少なくとも、配達員界隈で「あの店か」と思い出される材料を、自分から一つ増やしたことだけは確か。
カレーに例えるなら中辛程度、大した炎上でもないけれどきっとじわじわ辛みは残るだろう。

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